2019年8月3日土曜日

特定技能の外国人材では人材紹介会社は、紹介業ではなく教育コーディネート業を

特定技能の件でいろいろな業者がべトナムに来ます。

外国人材事業の難しさも理解して真剣に取り組もうとしている企業も多い一方、中には安易な考えのところもあり、海外側とつながりができれば安くタダ同然に「仕入れ」ができ、日本の会社に高く売りつけられると考えているのもいます。

特定技能はN4+技能検定合格しなければならないので、教育コストとか誰がどう負担すると考えているのだろうか。

ベトナムの貧しい人だったら我先にと借金して1年も2年も無職で、面接に合格できるかわからないままそのハードルを乗り越えるための教育を受けるとでも思っているのだろうか。

そしてそのためには時間も1~2年かかりるので、業者がお金をもらえるまでに相当長い時間がかかるのも理解しているのだろうか。

ハードルなしで日本に行ける技能実習制度もまだ活発に動いているし、日本でなくても台湾もすぐに行けて給料も日本より若干少ない程度。

その中でわざわざ1~2年無収入で試験合格のためにがんばる人がいるのだろうか。いたとしても、日本に行ったら「日本人と同じ給料」で、それは月給50万円だなどとだまされて夢見ている人たちではと疑わなければならない。18万円程度の給料で、日本行きが補償されている状態でなければここまではがんばらない。

まともにやろうと思ったらまずはじめに面接や適性試験で合格したら日本行きを補償して、介護技能実習生のように日本側で教育費を20万とか30万負担しなければならない。それに加えて特定技能は監理費がないため、ベトナム側の収入になるように20~30万程度の紹介料などがベトナム側の制度で入る可能性がある。それが負担できる企業があるのか、負担したとしてもすぐに辞めたり転職するリスクがある。

こんな風に海外から人材をゼロから教育して連れてくるには金がかかりまくり、自分以外の誰かが負担してくれると思って安易に特定技能ビジネスを始めようとする人も中にはいる。

紹介料25%とかをアテにしていたら、教育費や手続きなど合わせて100万円ちかくいく。ベトナム側に紹介料を払うことになったら100万を超える。そのような話は現実的だろうか。

特定技能は、人材紹介会社をかませないで、企業が直接海外で教育して日本に入れるならよほど良い制度だと思う。コメダHDみたいに。人材紹介会社へ紹介料を60万くらい払う分を、教育に回すようにして。支援機関も通さずに自力で努力する。そういう企業には向いていると思う。

コメダHD、ミャンマーで店員養成 日本の人手不足で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47915590Z20C19A7L91000/

日本では特定技能ができるときに直接雇用で現地送り出し機関いらないという情報が流れて、これで送り出し機関が搾取していた分を自分が搾取し、企業から紹介料もとり、登録支援機関もとって、支援費ももらって、まる儲けだ!などとそろばんはじいていた業者も多かったかと思います。

ベトナム政府側としては、自国の送り出し機関をスキップして、日本の人材紹介会社などが自国の若者を勝手にもっていこうなんて許せない!と感じたかどうか知りませんが、送り出し機関を通さなければダメ!ということにしたし、日本側との費用負担とかも細かく決めることになるので、費用が全く合わなくなり、スキップされるのは日本の人材紹介会社になるかもしれません。

そうなったときに「ケッ、ベトナムなんかもう時代遅れなんだよ!」とか言い捨ててミャンマーとかに出ていく業者も多いかと思いますが、そのガラリと空いた空白地帯にこそ地道に人材を教育して採用したい企業にはチャンスです。

このやり方だと、コメダHDまでとはいかずとも、ある程度たくさん採用したいところだったら、20人くらいひとクラス作って、日本語検定と技能試験を最優先にしながらも、入国後に役立つ業務トレーニングも積んでも良いかと思う。

「うちは2人とか3人でいいんです」というところでも、他の外国人を採用したい企業とグループを作って教育していく手もある。そしてその数社をまとめて教育するコーディネートを人材紹介会社がやると。

日本の人材紹介会社も「紹介料」などをアテにしていてはダメだと思う。教育コーディネート費用だとか、定着支援みたいなところで価値を出さなければならない。

毎月に近いくらいの頻度で日本語試験と技能試験が行われるようになってからの話ですね。それでも入国して採用となるまでには1~2年かかるので、かなり気の長い話になってしまいます。長期的な視野で経営しているところだけになってしまいますね。

ここまで書いたけど、特定技能を「直接採用」するメリットがあるか考えた。

仮に送り出し機関への
教育費 20万
紹介料 20万
チケット 5万

で、申請や支援計画の作成などは自分たちでやったとして45万。

特定技能の人材は最低18万出さないと来ないので、
18万x3年働いたとして最低648万。

全部で693万

技能実習の場合は、
初期費用全部込み 35万

給料15万x3年 540万
監理費3.5万x3年 126万 

全部で701万

監理費払うんなら給料にした方がいいと私も考えていますが、現実問題として技能試験の環境が整わない以上は特定技能では無理な話です。

トータルの金額的にはあまり変わりがない。しかし特定技能は面倒なことも全部自社でやる必要があるので社内コストは高くなる。

結論としては、技能実習で、企業、送り出し機関、監理団体と3社でどんな価値をどれだけ出せるかということに尽きますね。


2019年8月2日金曜日

特定技能に賭けて立ち上げたような会社は絶滅するかな

特定技能が日本で開始されてから4カ月。しかしベトナムをはじめ肝心の送り出し国の体制はできていない。

数カ月以内に送り出し国の制度的な目途はついてくると思うが、試験体制や教育体制などはどうだろうか。

うちの会社にも特定技能に関して問い合わせとかあり、別の事業をやっているような会社なら良いが、特定技能に賭けて立ち上げたような会社もあり、最近音沙汰もないので、今どうなっているのだろうか心配する。

特定技能で大儲けを期待している会社もあり、現地送り出し機関とさえつながりができればいくらでも「仕入れ」(言い方が悪くてすみません)ができると簡単に考えている人が多すぎる。

日本語検定4級に技能試験に合格しなければならない。このコストを誰がどう負担すると思っているのだろうか。

送り出し機関が安い人材を次々に「生産」して、それをタダ同然で安く仕入れて、年収の25%などの高値で、企業に売りつけ、その上登録支援機関の支援費として毎月2~3万もらおうなんて甘い夢を見ているように感じる。

外国から日本に行って、日本ででなんとかやっとこすっとこ単純作業ができるような状態にするのですら金も時間もかかるというのに、年収の25%で売れるようになるような人材に育てるには、比較にならないほど金も時間もかかる。しかも現状の環境であれば、日本語検定は1年に2回しかなく、結果が出てくるまでに2か月半くらいかかることも考えると待ち時間が相当にかかる。

2年近く日本語検定や技能試験の勉強をして試験や結果が出るのを待ってようやく日本に行く人の能力と、半年くらいしか日本語を勉強しなく日本に行った人の技能実習生の日本語能力や仕事のスキルにほとんど差がない。日本語に関しては20%くらいあるかもしれないが、そもそもが低いのでどんぐりの背くらべだ。仕事のスキルに関してはペーパーテストを受けただけで業務経験がないためほぼないため違いはほとんどない。

年収の25%+諸々の諸経費をはらってスーパー人材が来るのなら別ですが、そんなんだったら、素材の状態の技能実習生を入れて、自社で数カ月でも研修交えながら働いた方がよっぽど早く安いでしょう。

年収の25%といっても月給18万だとしても54万円。教育費にしかならんでしょう。すぐに行ける技能実習とか台湾とかもある中で、人材紹介会社の都合だけで特定技能を目指して2年も貧しい候補者たちが無職で勉強しているのだから、最低月2万くらいのサポートがなければだれもいなくなってしまう。その辺わかっているだろうか。

建築の特定技能で給料が25~28万くらいの人が出たが、そのくらいあれば、2年かけてでも頑張ろうとする人がいると思うが、18万程度だと自分がベトナム人だったら、2年も無職で勉強するよりも、すぐに日本に行って手っ取り早く15~16万で働いたほうがよい。

登録支援機関とか職業紹介業者は特定技能を入れたがっているが、それは企業のためでも人材のためでもなく、外国人を紹介してガバガバ稼ぐにはそれしかないから。技能実習は組合を立ち上げて監理団体の許可をとって、しかも非営利でなどとハードルが高いからできないから特定技能をやろうとしているだけ。

技能実習も関係者は悪い魂胆な人が多くて嫌ですが、特定技能もひと山当てたいと思っている人が多くてタチが悪いので、どっちがいいかといえば、技能実習の方がまだマシですね。


2019年7月1日月曜日

週休2日に憧れルゥゥウウ

甘えたことを書くようですが、ベトナムで週休2日欲しいですね。たまにでもいいので。

祝日も数カ月に1度しかなく、しかも常に嫁の実家に行って体力を使わなければならないから心も体も休まる暇がない。

少年の頃、土曜日は半日学校で高校もずっと土曜日は勉強だったような気がする。しかし体力もあり、気持ちの切り替えも早い少年時代と今はくらべものにならない。

日本で仕事をしていたときは、金曜とか土曜に好きなもの食ったり飲んだり、用事を済ませたりして、日曜日は完全に月曜日のための準備みたいなものだった。ジムで体を整えたり、食事も軽いものにして早く寝る。

現在は、土曜日の午前中終わると帰ったときには疲れてパタン。日本からのお客さんが土曜日に来たりする場合もあるので、帰りが遅くなると酒も飲まずにパタン。

日曜日は比較的遅くまで寝て、ブランチを食って、さあ運動しよう、体を整えようと思ってもなかなか動けない。そうこうしているうちに夕食の時間になり、たまの外食にいってついビールなども飲んでしまい、月曜の朝は不調。

自分の自己管理の問題ですが、他のスタッフを見ていても、1.5日間の休みの間で殺人バスで何十、何百キロ離れた故郷へ帰ったりしているのでかなり大変だと思う。

月曜日がこんな状態では火曜日、水曜日とよくなっていくはずもなく、だんだん疲れる一方で、また週末に体力を削られてと悪いサイクル。

ベトナム人同僚は週休2日になっても週末体力を使って月曜日は絶不調でも、私は違う!といいたいが、週休2日になるとやはり嫁の実家に通わされて月曜日は病欠が恒例となりそうで恐ろしい。

でも1カ月に1度でもいいので、たまには2日ゆっくりしてみたい。

2019年6月27日木曜日

ベトナムで糖尿病。対策はコーヒー?

ハノイへ来てから、昼食後にのどが渇いて水をガブガブ飲んで、頻繁にトイレに行きたくなるようになった。

これはまさに糖尿病の前兆。もしくはもうなっているのか。

しかし不思議なことに、出張で日本に行って昼食にラーメン食べたり牛丼を食べたりしてもそうはならない。ベトナムのフォーやコメは当分が吸収しやすいのか。

それともベトナムは気圧が低く、10ヘクトパスカルくらい日本と違うので、血流が悪くなっている影響とか、水が違うとかそういう影響もあるのだろうか。

いろいろ考えられるが糖尿病リスクがあるのは事実。糖尿病を防ぐには食事と運動ということで、昼食にサラダを持参したりディリバリーで注文したりしているけど、昼食をサラダだけにしてものどの渇き&トイレとなってしまう。フォーを食ったときよりマシですが。

血糖値を上昇させないというものもいろいろ試しました。酢とか辛いやつとか。しかしあまり効果なし。

効果があったのはコーヒー。食後にインスタントコーヒーを2杯くらい飲むと、全然普通に過ごせる。

本当はインスタントではないものを飲みたいが、ハノイはコンビニのコーヒーは基本シロップ&練乳が入っていて余計糖尿病になる。ブラックにもデフォルトでシロップが入っているので、シロップ抜きを頼んでもコーヒー自体が苦くて、胃をやられてしまう。

コーヒーメーカーとか設置したいが、ベトナムのコーヒーの粉は独特のフィルター用に作られていて、コーヒーの紙フィルターからなかなか落ちてこないし、ベトナムコーヒーのフィルターは面倒。

日本に帰るとコンビニであんな美味しいコーヒーが100円で気軽に買えるのはなんて幸せかと思う。

こういうコーヒーを1日3〜4杯飲む男性は糖尿病リスクが17%低下とかいう記事は本当なんだろうなと思う。17%低下どころか99%低下じゃね?というくらい今はインスタントコーヒーに救われています。

https://dm-net.co.jp/calendar/2018/028501.php

2019年5月4日土曜日

ベトナムの連休は、普段1.5日しか休みのない週よりはるかに疲れる。いや、死にます。

ベトナムには連休とか祝日がほとんどない。

テト(旧暦の正月)のときに10日近く休みになるほかは、ほとんどの場合は日曜だけ休み。土曜日は半日出勤。

これは結構つらくて、日本にいるときは疲れたり体調が悪くなっても月に1回は3連休とかある。普通の週でも2連休ある。私の場合は月曜の前に仕事モードになっておきたいので、例えば土曜日にどこか出かけたり酒を飲んだりしても、日曜日は休んだり運動してコンディションを整えて、翌日の仕事に向けて気持ちを入れていく。

こちらだとそれがなかなかできない上、気圧も日本より10ヘクトパスカル近く低いので、血流も悪くなってすぐに疲れる。日本人の駐在員とかも来たときは元気でも帰るときには背中が曲がっているのも多いという。

たいていの場合は、土曜の午後休みでもあまり休んだ気にならず、日曜日は完全に休みモードで家の用事を済ませたりして、気分を仕事モードに切り替えられないまま月曜日を迎えてしまうことになる。

普通の週もきつくて、「ああ、3連休欲しいなあ」などと思っていますが、下手に連休があるともっとつらい。

それはFacebookとかでは嫁が見ているから言えませんが、嫁の実家に連れていかれるから。これは断れない場合もある。

はじめて行ったときも1~2泊してきて帰った翌日仕事だったのですが、気分が悪く出社できない。休んだ次の日から無理をして出社しても1週間ほとんど仕事にならなかったりする。2回目に行ったときも、体調が悪くなり帰ってきた翌日寝込んで、1週間ほどんと仕事にならず、その次もそうでした。

実家にいくたびに体調を崩して会社を休んでいる私をみて嫁が悲しい顔をするので、その後は無理やり元気に振る舞ったりするけど本当につらい。

体調が悪くなる原因はまず疲れる。外国だからとかだけでなく、結婚しているみなさん同じだと思いますが、嫁や旦那の実家にいって2~3日過ごすのってすごく疲れると思います。

私の場合はベトナム語が全然できないし、悪い印象を持ってほしくないので、何もわからなくてもニコニコしてずっと座っている。やることがなくてニコニコしてずっと座るのも本当につらい。昔、交通誘導のバイトがしたことがあって、立っているだけの現場の場合はなかなか時間が過ぎずに大変だったが、そのくらべものにならないくらい時間がたたなくてキツイ。

次に酒。最近は断れるようになってきたが、最初は「現地のモノを食って、現地の酒を飲んでこそ男だ」という気持ちから、あのキツイ酒を飲んでいた。一回の食事で何回も乾杯して、そのたびにショットグラスを空にしなければならない。日本でそんなことをしたのは体の元気な学生時代だけ。今はこれをすると本当に内蔵がやられて死ぬ。そういう酒は「手作り酒」と言われていて、昔は自宅で作っていたようですが、今は親戚が作っていたり、村のマーケットに売っているものを買うことがほとんどだそう。本当に手作りなら良いのだけど、最近は工業用のエタノールに水と砂糖を混ぜているところもあっても本当に人が死んでいる。

最近はビールにしてもらっているが、会話ができなく、手がとまっていると食え食えと言われるし、もともと大食いな方だから食えるので、食事の時間中ずっと何か食ったり飲んだりしている。それが3回くらい続けばこの年だとマジで死ぬ。昼食はサラダだけでいいですなんて言えない。

このように滞在するのもつらいが、行って帰ってくる移動もつらい。

実家が半径100㎞以内くらいにある人は、ハノイから毎週末実家に帰る人が多いが、連休になれば民族大移動になる。

バイクで行くのも危ないし疲れて地獄、乗り合わせの車に行くのも寿司詰めな上、いろいろな人を拾っていくので1~2時間のハノイツアーまでついてくる。バスで行こうと思えば長時間バス停で待っていてもバスに乗れない、乗れても寿司詰めで座るところがない。

さらに言えば、この連休だけで飲酒運転により96人がなくなり、96人が負傷した。連休は昼間から酒を飲んで車を運転してハノイとかに帰る人も多いので本当に危険。先に説明した偽酒で何人死んだかはわからないが、数十人は死んでいるはず。ここまでして実家に帰らなければならないのか…と思うのですが、ベトナム人は行かなければならない。そして私もベトナム人と結婚したから行かなければならない。

今週は日、月、火、水と地獄の4連休あったのでもちろん行ってきた。大学の課題もあるし、帰ってきた翌日は死んでいることが多いので仕事を休まなくてもいいように火曜日に帰ってきた。しかし今週はずっと死んだようなものだった。

月曜は本当は祝日ではなかったので、先週と今週の土曜日を丸一日働くことで休みになった。4連休があったおかげで仕事するよりもはるかに疲れて、オマケにそこから復活するための休みが1日しかない。3連休とか本当に欲しいけど、連休になればもっと休めない。

これが国際結婚というものだ。日本人の皆さんはベトナム人女性がFacebookとかでロリ写真とかアップして、実際にあってみるとロリ声でたどたどしい日本語を話したりして「かわいい!」と思ったりして結婚にまで発展する人も多いが、これが現実だ。(うちの嫁はロリではなく、日本語も話さない)。

今日は丸一日仕事だと覚悟していましたが、昨日半日休みとか言っていたので、やった、休める、と思っていて12時になり帰ろうとしたら午後も仕事のようだった。





2019年4月13日土曜日

クルド人少女のいじめの記事を読んで

私は多文化共生の夢を見ているが、叶うだろうか。

川口市の小学校、学校ぐるみで“クルド人少女のイジメ事件”隠し
 ハーバービジネスオンライン  2019/04/12

こういう記事を読んでしまった。つらい。

私はベトナム人の女性と結婚して、8月に子供が生まれる。子供は見た目も他の日本人の子供とは違うだろうし、妻と私の共通語は英語だけど、ベトナム語と日本語で教育するつもり。

当然、日本に住んで学校に行くことになれば、日本語は最初は他の生徒とは違うだろうし、行動も日本人の子供にとって理解できない馴染めないものになっていくとは思う。

多文化共生の夢を持っていて、そのために技能実習生などの人材を日本に送り出す会社に勤めている。真っ黒なこの業界で、一歩一歩、道を踏み外さずに正しくやってお互いの役に立つように努力している。

その私が自分の子供が日本で住んで学んで、将来仕事をしていくことにものすごい不安を感じていて、今の仕事でやっていることと、自分の子供の将来への気持ちにものすごい矛盾がある。

多文化共生という言葉は言うのは簡単だけど、どの国もまともに行っていないのは事実。数千年もうまくいっていない国や地域もあれば、この数十年間で移民が増えてうまくいっていないところもある。それを「失敗」だとみなす人もいる。

しかし数十年で「失敗」とみなしても良いのだろうかと思う。「世界がひとつになる」というような言葉は美談として語られがちだけど、現在我々が感じている痛みの多くは、グローバリゼーションだのテクノロジーなどによる世界がひとつになっていくものによることが大きいと思う。

しかしこの「世界がひとつになる」という動きは止めるべきものでもなく、止められるものでもない。人類がもし太陽系や銀河を飛び出していけるような科学力を持つことが星としての成熟や人類にとっての幸せにつながるかどうかはわからない。成長し続けること、前へ前へ進んでいくこと、陰から陽に向かうこと、これが宇宙またはこの世の常であると考えているので、こういう困難があろうとも、異なる人同士が知恵を出し合って宇宙へ宇宙へ、知的好奇心を満たしていくのは当然の流れだと思う。

2000年かかっても多文化共生などうまくいっていなかったりする。しかしニュージーランドのように先住民と後から来た人たちがラグビーを通してお互いが尊敬しあっているような話もある(一面だけ切り取った場合。まだまだ課題はあるでしょうが)。

マオリ・オールブラックスは民族紛争の世界史に咲く希望の花だ

他民族を奴隷として使っていたような時代から、一歩一歩、人の権利を守るためのいろいろな思想や法が生まれてきた。我々はまだまだその途上だということはわかっている。

しかしそれでも、このクルド人の生徒のいじめのようなことは、今後日本でもあちこちで行われると思うと心が痛む。外国人に対する偏見などは、まだ外国人に慣れていなく、自分が「差別している側」である当事者意識すらないため、なかなかなくならない。

20年前に私がアメリカに留学したときに「差別されたか」ということを聞かれることがあったが、ワシントン州では全くなかった。(差別されたかどうかわからなかっただけかもしれないが。)。むしろ「日本のほうが外国人に差別しているよ」ということがほとんどだった。

あれから20年。本格的に外国人に向き合う段階に入ってきた。


2019年4月10日水曜日

オンライン学習で動画ばっかり見せるやつ腹立つ

仕事で日本語を教えることもあるので、日本語教師の研修もしたいと思って、某企業の日本語講師養成講座をずっと前からやっています。

しかし日本のオンライン学習だのはなぜいつも動画を見てクイズに答えるだけとかばっかなんだろうか。

動画がつまらなすぎて全然学びにならない。University of the Peopleを見習いたまえ!と思う。

UoPeopleでは、貧困地域からの参加が想定されているので、高速インターネットがなくても良いように設計されています。

分厚いテキストやオンライン図書館などでの資料探して読み、レポートを書いてクラスメイトたちとディスカッションしながら学びを深め、テストもある。

日本語講師養成のやつも十数万円と日本語講師養成講座としては安いけど、全然学びにならないし(自分次第のところもあるが)、日本で通じる資格にもならんし。

追加料金20万か30万くらいはらえば、日本国内でも通じる資格のとれるコースにアップグレードできるけど、日本にスクーリングとかいかなければならないので海外在住の私には無理。

スクーリングって意味あるの?UoPeopleのオリエンテーションだけど勉強しているとそう思う。UoPeopleはタダだけど、真剣に勉強するための仕組みだとかモチベーション上げるための仕組みだとか、それをやらなかった場合に失うものとかいろいろあっていい。

2019年4月5日金曜日

University of the Peopleの授業を1個キャンセルして、TOEICの特訓することにした

いよいよ4月17日からUniversity of the Peopleのコースが始まるので武者震いをしております。

本来なら新入生は、最初のタームに、基本的なコースを2つとらなければなりません。
私の場合はコンピューターサイエンスなので、
・Programing Fundamental
・Online Education Strategy
の2つです。

Online Education Strategyはオリエンテーションの意味合いが強く、大学の仕組みだとか、通信制大学で挫折しないためのやり方などを学ぶのだと思うので、これに加えてもうひとつのクラスは可能かと思っていましたが、まずは英語力を高めたいと思うので、プログラミングの方をキャンセルしました。

プログラミングなどを学ぶのを目的としてこの大学に登録したので、ちょっと遠回りのようですが、やはり大量のリーディングをこなせるためのリーディングスキルや、その背景となる単語力を伸ばしたい。

ディスカッションへの参加やレポートなどは、私の今のような英語っぽくない英文になってしまうのは恥ずかしい。クラスメイトは英語圏だけでなく、世界中いろいろなところから参加ですが、Facebookや大学の専用SNSの発言とか見ているとみんなしっかりした英語を使っている。

若い頃にアメリカの大学へ通っていたころは、必死だったので、自分の英語が恥ずかしいなんて考えずに責めたけど、一応おっさんになったし、日本を代表しているみたいな気持ちもあるし、勉強や仕事に長い時間使っていなかったので、集中トレーニングしたいと思います。

TOEIC受験の時期は、次のタームが始まる6月20日前にしようと思い、普通だったらそろそろ申し込みしなければならなそうですが、受験できるところでまだ4月の予定しかない。

ベトナムはTOEICがまさかの毎週受けられると聞いていましたが、これを見るとハノイだけでも毎週どころか、3日に1度くらい受けられるようです。このスコアって公式スコアになるのかな?

早めに申し込んで気持ちを高めようと思っていましたが、ギリギリまで待たなければならなさそうです。


2019年4月4日木曜日

ベトナムでは毎週TOEICが受けられるようなので、900点を目指してみます。

急にTOEICの勉強を始めてしまった。

元々の理由は、University of the Peopleという大学に入りなおすので、英語でレポートとかディスカッションとかたくさんあるので、英語らしい英語が書けなくなっているので、ライティングや文法の特訓につなげるため。また、読まなければならないものが山のように出てくるため、より早く読むことができるようにトレーニングすること。

もうひとつは7月か8月に子供が生まれてきて、今は夫婦での会話は英語なので、自分自身もっときちっとした英語を話せるようになること。

大学の授業を英語で受けていれば勝手に英語力が上がってくる、夫婦で毎日英語を話しているのならスピーキング力は上がってくるとお考えの人もいるかもしれませんが、どうではありません。

スポーツ選手でも毎日基礎スキルや筋トレ、フィットネストレーニングをして試合に臨んでいるように、語学もこういう基礎スキルがきちっとできていると、実践での成長も早くなります。

ラグビーでは、並のプレイヤーだった大西一平さんが、高校生の頃にけがをしている間に鍛えながら治すという施設に行ったところ、筋トレめちゃくちゃやらされ、ケガが完治してグランドにもどったときは、当たればチームメイトが軽く吹っ飛び、走れば今まで感じなかった風圧を感じるほど早く力強く走れるようになったという話は、一流選手のみの話ではありません。

来週からUniversity of the Peopleの授業が始まってしまうので、基礎力アップの準備の時間はそうありませんが、基礎スキルの向上は並行して必ず必要なものだと思っています。

とりあえず最初の目標は900点。今まで何度か受けて、最高だったのは860点くらい。

860点や900点に2つの大きな壁があるようなので、その2つの壁を突破しなければなりません。

私はTOEICの勉強というものをしたことがなく、今問題集をやっていますが、特に文法などは「なるほど、そういうところを見るのか」というところが出てきて、練習次第でTOEICの点数も大学のレポートなどでの文法も向上しそうです。

また、若かりし頃はTOEICや英語というと、際限ないくらい広い海のように感じましたが、今は情報が多いので、この単語レベル。この文法レベル。この読解スキルレベルなど明確にわかるので、やるべきことが明確になっています。



2019年4月3日水曜日

このブログに書いていたことが奇跡が起きて実現した

去年の8月頃、勤務していたベトナム人の技能実習生や労働者の送り出し機関や、日本ベトナムともにこんなに悪い連中がいたのかということに紋々としていた時期がありました。

転職や、ネット送り出し機関などの希望が頭を駆け回り、シンゴジラとかを見て「好きにしろ」という言葉などが背中を押してくれたこともあって、他の送り出し機関へ転職しました。

ベトナムのこの業界にいる人のパターンでよくあるのが、最初に勤めていた送り出し機関などが悪すぎたけど、信頼できるベトナム人経営者と出会い一緒に独立して清く正しく仕事をやるよう努力できる(ベトナムなので完全に清く正しく仕事ができるわけではない。しかしそのための努力だけでも十分価値があると思います)、というのがありうらやましいと思っていました。

あの頃の私は、願わくば私のところにも信頼できるベトナム人経営者が降ってきて欲しいと叶わぬ願いを持っていました。

あの状態は、若かりし頃、非モテの自分にもいつか理想の女性との出会いがあることを期待しているような感じで、そんなことは起こることがないと思いながら、ブログにそのような願いを書いていました。

しかし、そんなことが起こりました。想像の中では、そういう真面目な経営者というのは、日本語が完璧で日本のこともよく理解し、自信に満ちていて、見た目もカッコいい、というものでした。

私のところに降ってきたのは、送り出し機関の経営者なのに日本語が怪しく、どんなことがあっても笑わず、イケメンとはかけ離れた男ですが、法律を守ろう、実習生たちの借金を少なくしよう、などという真面目さは本物です。

最初は前職の社長も真面目そうだけど黒いことしまくっていたこともあり結構疑ってかかっていたけど、半年一緒にいて、大変なことも一緒に乗り越えてきて、私のほうがイラついて気を荒げたこともあったけど冷静で信じてくれていて、信頼関係ができています。

今も結構大きな問題が起きていますが、一緒に乗り越える気満々です。

あとは、ネット送り出し機関にならなくてはなりません。送り出し機関として、自らの存在がなくなってもいいような取り組みが必要だと思っています。